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つぶりんの独り言 by tsuburin

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2006年 06月 16日

アシスタントの頃

アシスタントの頃_d0069398_1503543.jpg

2002年7月3日 Fuji FinePix 2500Z 使用

アシスタント時代 師匠のところで いろいろと多くの事を学んだが
師匠が手とり 足とり 親切 御丁寧に教えてくれる訳ではない。

日々の仕事は スタジオの中を 立ったり しゃがんだり 走ったり
そう コマネズミのように 動き廻るのである、ひたすら 動き続けている。

そんな日々の中から、見て覚えてゆく・・・
見て覚え 動かして覚え 撮って覚え・・・そして、雷が落ちる。

当時は そこそこの人数がいて アシスタントとしての仕事を 先輩から、学ぶのである。

先輩・・・スタジオでは、年は関係ない メシの数 が物をいうのである

新人は、まず 、先輩からの お小言をありがたく頂戴しながら成長してゆくのだが
そこは、下積み同士、知らず知らずの内に 絆が強くなってゆく。
今でも 当時の連中と絆が深いのは、同じ釜の飯を食っていたからだろう。

ある程度、慣れてくると、師匠は アシスタントに撮影を委ねるのである。
教育リーグと師匠は呼んでいたが、 アシスタントの日頃の 成果の見せどころで
多いに張り切って 張り切って さらに張り切り まくるのである
だが、現実は生易しくはなく、見て覚え 動かして覚えた事が、なかなか出来ない?!?!
セカンドアシスタント君も必死に支えてくれるのであるが、・・・、
師匠の心温まる、慈愛に満ちた 優しいお言葉が・・・雷鳴のごとく スタジオに鳴り響くのである

そして コマネズミのように さらに 動き廻る・・・

この年になって 思う事は 師匠から雑学を学んだ事が今一番役に立っている。
心構え 慣習 常識 礼儀作法 その他雑学色々。
仕事の合間や仕事が終わった後に いろんなお話しを伺い
その時のアレコレが 今の私の 支え になっているのかも知れない。

by tsuburin | 2006-06-16 15:07 | 日常


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